「自分のほうができる」 日本代表DF谷口彰悟、海外組より“自信あり”の力量とは?
吉田&冨安の代役候補として注目、緊急登板へ自信を示す
日本代表はカタール・ワールドカップ(W杯)アジア最終予選のホーム2連戦(1月27日中国戦、2月1日サウジアラビア戦)に臨む。不動の地位を築いていたDF吉田麻也(サンプドリア)とDF冨安健洋(アーセナル)が欠場するなか、代役候補として注目されるDF谷口彰悟(川崎フロンターレ)が自負を述べた。
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日本は現在、W杯アジア最終予選グループBで自動出場圏内の2位につけるが、3位オーストラリアと勝ち点1差と予断が許されない状況が続いている。中国、サウジとのホーム2連戦では何より結果が求められるなか、CBの“2枚看板”として君臨してきた吉田、冨安を怪我で欠く緊急事態となった。
代役候補として挙がるのは、DF植田直通(ニーム・オリンピック)、DF板倉滉(シャルケ)、DF中谷進之介(名古屋グランパス)と谷口だ。国際Aマッチ5試合の出場歴がある30歳のDFは「とにかく、いつ出番が来ても良いようにというのはずっと継続して準備しているつもり」と述べ、自信を窺わせた。
「チャンスをもらった選手がインパクトを残して勝利のために良いパフォーマンスを発揮するのが大事。良いパフォーマンスができてきている感覚はある」
プロ入り後、川崎一筋で8シーズンプレーし、最終ラインの大黒柱へと成長。海外クラブでの実績は“ゼロ”だが「海外でやっている選手と国内でやっている選手は、それぞれに国の文化やスタイルも変わってくると思うけど、自分で考えながらどう戦っていくべきかはやっていると思う。僕の場合は駆け引きの部分や細かいポジショニングをJリーグではやらないと点を取られる。海外の選手と比べれば自分のほうができるという自信はある」と、これまでの経験へ自負を示した。
重要な2連戦へ「まずは勝ちたい。勝つためにできることを全て、持てるものを出すのは変わらない」と谷口。A代表でさらなる台頭を果たすべく、強い覚悟を示した。
(FOOTBALL ZONE編集部)