「これは認められるべきだったか」 マンUの劇的決勝弾へ英紙がファンへ疑問投げかけ
マンUの決勝弾につながったカバーニの抜け出したシーンにオフサイド疑惑
イングランド1部のマンチェスター・ユナイテッドは、現地時間1月22日のプレミアリーグ第23節でウェストハムと対戦し、後半アディショナルタイムにFWマーカス・ラッシュフォードがカウンターから劇的決勝点を決めて勝利を収めた。この得点はFWエディンソン・カバーニのクロスから生まれたが、オフサイドラインぎりぎり飛び出しに英紙「ザ・サン」公式SNSが「これは認められるべきだったか」とファンへ疑問を投げかけている。
本拠地オールド・トラッフォードにウェストハムを迎えたユナイテッドは、FWクリスティアーノ・ロナウドを1トップに置く4-2-3-1で挑み、拮抗した試合を展開。両者得点を奪えないなか、ユナイテッドのラルフ・ラングニック監督は後半18分にFWアントニー・エランガに変えてラッシュフォード、同38分にFWメイソン・グリーンウッドに変えてFWアントニー・マルシャル、MFフレッジに変わってカバーニを投入した。
指揮官の采配が後半アディショナルタイムに実を結ぶ。前線のこぼれ球を拾ったロナウドが少し運んでオーバーラップしたマルシャルへ。外を走っていたカバーニへ預けると、中へグラウンダーのクロス。絶妙なボールに最後はラッシュフォード合わせてゴールを陥れ、これが決勝弾となった。
取り上げられたのは、マルシャルからカバーニへのパスの場面だ。英紙「ザ・サン」公式インスタグラムがパスの瞬間の画像を投稿し、「これは認められるべきだったか」と疑問を投げかけると、ファンの意見も分かれた。「これはオフサイドだ」「それぞれの感じ方による」「VARで判断しているからオンサイドだ!」とさまざまな意見が寄せられた。
劇的なゴールだっただけに注目を集めたシーンだったが、カバーニはやや斜めに走る動きをしてオフサイドを回避する努力が見える。交代で入ったカバーニの上手さが光った一幕とも言えそうだ。