ネイマールが代表通算40得点目でセレソン歴代7位に浮上 日本戦の4発に「鳥肌が立った」

 

「どこが自分の限界なのかはまだ分からない」

 

 14日の日本戦(シンガポール)で4得点と大活躍したブラジル代表FWネイマールが22歳の若さで代表通算40ゴールを記録。セレソン史上7位(国際Aマッチに限れば5位)の通算ゴール数にジャンプアップしたとブラジル地元紙「オグロボ」が報じている。

 この日の圧巻のゴールラッシュで、代表通算10位タイだったネイマールは一気にカナリア軍団の歴史において、その地位を上げた。1970年ワールドカップ優勝メンバーで「白いペレ」と呼ばれたトスタン、1938年のワールドカップフランス大会で得点王となり、「ブラックダイヤモンド」と称されたレオニダス・ダ・シルバという英雄を抜き去り、70年ワールドカップ優勝メンバーのロベルト・リベリーノに並んだという。

「22歳にして、ネイマールはすでにブラジル代表チームのシャツに歴史を刻み込んだ」

 オグロボ紙もこう評している。

「どこが自分の限界なのかはまだ分からない。僕はただチームメートとセレソンの力になりたい。それが一番大事なことなんだ」

 ピッチ上で大きな輝きを放った小柄なエースはあくまで謙虚な姿勢を崩さない。ネイマールの上に存在するのは王様ペレ。95得点(国際Aマッチ77得点)はセレソン史上最多得点だ。以降、元祖怪物ロナウド、ロマーリオとベベトの94年アメリカワールドカップ優勝2トップ、元日本代表監督のジーコ、70年ワールドカップ優勝メンバーのジャイルジーニョらが続いている。

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