就任わずか2日での電撃辞任は「クラブの責任」 ビエルサ氏がラツィオ側の対応を糾弾

7人の補強を約束も、1人も獲得できずに就任を発表

 イタリア強豪ラツィオの監督に就任し、わずか2日で辞任という衝撃的な行動に出たマルセロ・ビエルサ氏が、その理由が選手補強にあったと語っている。イタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」が報じている。

 ビエルサ氏は先月の時点で今季からラツィオを率いることが決定的になり、7月6日にクラブ側が監督就任を発表した。しかしその後、8日に辞任を発表するという前代未聞の事態に発展。ビエルサ氏は、その責任がクラブのクラウディオ・ロティート会長とイグリ・ターレSDにあるとの声明を出している。

「私とスタッフはこの決断に至った。4週間にわたって働いてきたが、我々が必要な選手だとリクエストした7人の選手を、クラブは1人も獲得しなかったからだ」

 そして、6日に就任を発表したことは「約束が違う」としてクラブを糾弾している。

 

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