セルティック古橋の“早期復帰”と“シーズン絶望”を指揮官否定 「数週間を予想している」
年末に負傷した古橋の状態についてポステコグルー監督が言及
スコットランド1部2位のセルティックは、2月2日にリーグ首位レンジャーズとの大一番を迎える。「オールドファーム」と呼ばれる伝統の一戦だが、チーム最多16得点を挙げている日本代表FW古橋亨梧は負傷により欠場する見込みだ。アンジェ・ポステコグルー監督が古橋の負傷状況を説明した。英衛星放送「スカイ・スポーツ」が報じている。
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当初1月2日に行われる予定だったオールドファームだが、新型コロナウイルスの影響によって延期された。この試合でセルティックは複数の主力選手を欠く可能性がある。すでにカタール・ワールドカップ最終予選を戦うオーストラリア代表に招集されたMFトム・ロギッチは出場ができず、冬の移籍市場で加入した3人の日本人選手も日本代表に招集された場合は出場できない。そして、負傷中の古橋も欠場が確実だ。
古橋は昨年12月26日に行われたリーグ戦第20節のセント・ジョンストン戦(3-1)でハムストリングを負傷し、前半15分に途中交代でベンチに退いた。それ以降、冬のオフ明けの試合にも出場ができていない。
こうした状況から、古橋はシーズン絶望の負傷ではないかという憶測も流れ始めたが、ポステコグルー監督は、復帰時期は早期ではなく不透明なものの、シーズン中の復帰が可能である見通しを語った。
「私たちは、彼の復帰に向けて取り組んでいる。だが、今は『すぐに戻ってくることはない』とだけ、言っておくよ。選手のためにも、期限を設けることはしたくない。それは不公平だと思うからね。ただ、数週間の欠場を予想している。もう少しすれば、よりはっきりするだろう。安定するかどうか、まだ確認したいことがいくつかあるようだ。だが、現時点では数週間ほど欠場する見込みだ」
古橋は、今回の負傷の前にも12月9日に行われたUEFAヨーロッパリーグのベティス戦(3-2)でも負傷していただけに、指揮官としてもしっかり完治させて万全の状態でプレーさせたいのかもしれない。
(FOOTBALL ZONE編集部)