躍進ウェールズに後味の悪さ 「ロナウドのゴールは安っぽい」とボランチが負け惜しみ
「彼は本当に何もしていなかった」
「2つのゴールは安っぽいゴールだった。ロナウドのシュートは役に立たないものだったんだ。いつもなら入るかもしれないけど、クロスになって(ナニが)押し込んだ。クロスにヘディングしたけれど、彼のジャンプはすごかった。それ以外、彼は本当に何もしてなかったんだ」
こう語ると同時に「彼らは試合で我々を警戒していた。深く引いて、自分たちにボールを持たせていた。自分たちの試合にしようとしたが、彼らのシステムが機能した。最終的には我々は機能しなかった」とカウンター狙いとなったポルトガルにも皮肉を込めた。
とはいえ、ロナウドが少ない決定機を生かして全得点に絡んだのは事実。「彼はファンタスティックな選手。世界最高選手の一人。彼は決勝に行ったので、幸運を祈るよ」
負け惜しみを連発したレドリーだが、最後にはフランスとの決勝戦でのCR7の活躍を祈っていた。だが、無用な負け惜しみを発したことは、ウェールズの躍進に少々後味の悪さを残してしまうものとなった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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