躍進ウェールズに後味の悪さ 「ロナウドのゴールは安っぽい」とボランチが負け惜しみ

クリスタル・パレスのMFレドリーが4強敗退に悔しさ爆発

 欧州選手権(EURO)で本大会初出場ながら準決勝進出を果たす快進撃を見せたウェールズだが、MFジョー・レドリー(クリスタル・パレス)がポルトガル戦での敗戦後に相手エースFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)について、「ベイルと比べて存在感がなかった。特に何もしていなかった」と語り、後味の悪さを残している。米スポーツ専門テレビ局「ESPN」が報じている。

 ウェールズは準決勝でMFアーロン・ラムジー(アーセナル)、DFベン・デイビス(トットナム)といった主力が出場停止となった影響もあって、ポルトガル相手に0-2の完敗を喫した。ロナウドには後半4分、クロスバーの高さをも超える最高到達点のヘディングシュートで先制点を浴び、追加点をアシストされるなど決定的な仕事を許してしまった。

 それでもレドリーは強がった。「彼は僕をイライラさせるプレイヤーのうちの一人だが、ギャレス(・ベイル)と比べて試合で存在感を出していなかった。ギャレスは常にボールに絡み、ドリブルを仕掛け、何かを生み出そうと関与していたからね」と、味方のエースFWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)を評価する一方、ロナウドに対しては辛辣だった。

 

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