アジア杯初陣のなでしこジャパン、植木理子の先制ヘディング弾で1-0とリードして後半へ

先制ゴールを決めたFW植木理子【写真:Getty Images】
先制ゴールを決めたFW植木理子【写真:Getty Images】

前半22分長谷川のクロスに植木が飛び込んで代表初ゴール

 女子アジアカップ3連覇を目指すなでしこジャパン(日本女子代表)は1月21日、グループリーグ第1戦でミャンマー(FIFAランク47位)と対戦。前半からボールを握って試合の主導権を奪い、1点リードで前半を折り返した。

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「10番」を背負うFW岩渕真奈が、新型コロナウイルスの陽性反応が出たため欠場となった日本だが、序盤からボールを保持して、ミャンマーを押し込む。前半3分にはMF長谷川唯とDF清水梨紗の連携で右サイドを崩し、折り返しをFW植木理子がヘディングで合わせたが、クロスバーを叩いた。

 前半22分、日本は右サイドでGK山下杏也加のロングキックで裏を取った長谷川がクロスを上げると、ゴール前に走りこんだ植木がヘディングで合わせて代表初ゴールとなる先制ゴールを決めた。

 先制した後も日本は、ミャンマーに攻撃の形を作らせずに、ボールを奪ってから素早くゴールを目指す。しかし、前半27分にスルーパスを受けた植木のシュートが、戻ってきたDFに阻まれるなど、追加点を挙げられない。同36分にも高い位置でボールを取り返し、左サイドからのクロスに長谷川が飛び込んだが、ボレーシュートは枠を捉えられなかった。

 ミャンマーを押し込む日本だが、前半42分にはMF林穂之香が相手選手との接触で負傷し、ピッチを退いた。1人少ない状態でも日本は攻め、長谷川がボレーシュートを放つが、またもクロスバーを叩く。プレーが切れたところで、MF猶本光が林との交代で出場。前半は植木の1点のみで終わり、1-0のまま後半を迎えることになった。

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