武藤が途中出場も不発 「ブラジルとの実力差が浮き彫りになってしまった」
「さらにレベルアップできるように日々の練習を頑張っていきたい」
日本代表FW武藤嘉紀(FC東京)が14日のブラジル戦後半7分から出場したが、見せ場なく不発に終わった。
「ブラジルとの実力差が浮き彫りになってしまった。自分としてもチームとしても一段階レベルアップしたいと思った」
0-4という惨敗を喫した後、武藤は反省モードだった。
ハビエル・アギーレ監督のもと、重用されるようになった慶大生は持ち味のスピードを生かす場面が少なく、「個人としてもタッチミス、簡単にはたける場面で持ちすぎたりというのがあった。パス、ドリブルの選択を早くしたい」と判断のスピードを上げることを課題とした。
イメージトレーニングは十分だった。「ブラジルは6枚でしっかりと守って、一気にスピードを上げて来る。かなり激しく来る。ボールを取った後のスピードが大事になる」と試合前に意気込んでいたが、“砂場”のような劣悪なピッチにも難なくボールを回すカナリア軍団のプレーは想像を超えていた。
「このレベルを体感したので、さらにレベルアップできるように日々の練習を頑張っていきたい」
若武者はそう誓った。
【了】
サッカーマガジンゾーンウェブ編集部●文 text by Soccer Magazine ZONE web
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