攻撃の要、期待のホープら精鋭をカバー なでしこジャパン選手ファイル【中編】
欧州で活躍する長谷川唯は攻撃の要
■長谷川唯(ウェストハム・ユナイテッド[イングランド]/24歳)
今季成績:8試合・1得点(イングランド)
国際Aマッチ:53試合・11得点
アジアカップ出場:2回目
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年代別代表では飛び級も経験した逸材は、2017年のアルガルベカップからA代表に定着。そのまま替えの利かない存在として、世界大会でゴールにつながる働きを見せている。昨季、ヨーロッパへの扉を開き、持ち前の攻撃センスだけではなく、渡欧前から鍛えてきた体幹の強さを証明した。今季は、ACミランからウェストハムへ戦場を移したが、環境の変化にも順応し、中央、サイドのエリアにかかわらず、欧州一線級の選手たちと渡り合っている。
■長野風花(マイナビ仙台レディース/22歳)
今季成績:9試合・0得点(WEリーグ)
国際Aマッチ:3試合・0得点
アジアカップ出場:初
将来を嘱望されてきた期待株。15歳で参加した2014年のU-17W杯では優勝メンバーに名を連ね、2年後のヨルダン大会では大会MVPに選出された。U-20女子W杯でも優勝している。広い視野でピッチを捉え、中盤の底から決定的なスルーパスを通す。その半面でチームへの献身的な姿勢も持ち合わせ、ユース年代の大会では、最も厳しい局面に関わり続けてきた。オランダ遠征では2試合連続で先発出場。今大会でさらに地歩を固めたい。
(西森 彰 / Akira Nishimori)