浦和守護神・西川周作、新GKコーチの指導に刺激 「もっと若い時に出会って教えてもらっていたら面白かった」
チーム最年長にして最古参に「若い選手と積極的に話している」
2014年にサンフレッチェ広島から加入した1986年生まれの西川は、チーム最年長になった。同年に下部組織から昇格したMF関根貴大は途中で海外移籍を挟んでいるため、在籍年数も最古参になる。それだけに「若手からどんどん来るのも大事だけど、自分が寄り添うのも大事。話しやすい雰囲気を作るのは意識していること。気を使われるキャラクターでもないので、若い選手と積極的に話している」と、チームの雰囲気作りを意識しているとも明かした。
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最大目標は11月のカタール・ワールドカップ(W杯)を戦うであろう日本代表への逆転選出。ミレッGKコーチからは「11月、まだ時間はあるぞ。チャレンジしてみるか? 自分の言っていることが1つ1つできるようになればチャンスがあるぞ」という声を掛けられたと話す。
昨季は東京五輪に出場したGK鈴木彩艶に一時はレギュラーを奪われ、「今年も間違いなくポジション争いはあり、試合に出る確約はない。ピッチで見せなければ試合に出られない。昨年は良い時間を過ごした。あの時間があったから最後にいい結果が出せた」とも話す。
笑顔の裏に、浦和でのタイトルと日本代表への返り咲きに確かな闘志を燃やしつつ新シーズンが始まったようだ。
(轡田哲朗 / Tetsuro Kutsuwada)
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