浦和守護神・西川周作、新GKコーチの指導に刺激 「もっと若い時に出会って教えてもらっていたら面白かった」

浦和レッズでプレーするGK西川周作【写真:轡田哲朗】
浦和レッズでプレーするGK西川周作【写真:轡田哲朗】

ミレッ新GKコーチの指導に刺激「非常に面白い」

 J1浦和レッズのGK西川周作は、沖縄県トレーニングキャンプでの実質初日となった1月18日の午前練習後にオンライン取材に応じ、新シーズンから就任したジョアン・ミレッGKコーチの指導に「もっと若い時に出会って教えてもらっていたら、面白かったんじゃないか」と話した。

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 浦和は2019年末に3年計画を打ち出し、今季がその3年目になる。2年目の昨季はリカルド・ロドリゲス監督が就任し、天皇杯のタイトルも獲得。2022年シーズンは西野努テクニカル・ダイレクター(TD)が「結実の年」と宣言し、リーグ優勝を最大目標にしている。1月15日にさいたま市内で始動した浦和は17日に沖縄県へ移動し、この日からキャンプのトレーニングが始まった。

 そうしたなかで、GKの指導体制にメスが入った。日本代表GKコーチの経験もある浜野征哉氏が昨季限りで退団すると、代わりにスペイン人GKコーチのミレッ氏が就任。フットサル日本代表のコーチや女子代表の監督も務めた在原正明氏が、専属通訳として加わった。さらに、昨季まで現役でプレーした塩田仁史氏が指導者1年目ながらアシスタントGKコーチに加わっている。

 そのミレッ氏の指導について西川は、「初日から身体を使うというより頭を働かせ、ジョアンに教えてもらえることを吸収する段階。非常に面白いですね」と話す。1つの例としてステップの踏み方を挙げ、「今まではより足を運んでステップをする方向でやってきたけど、ジョアンの考えはより楽にゴールを守るために無駄なステップを踏まずに良いポジションに入ること」と、これまでとは違う考え方を得ていると話した。

 そうした教えについて、「何本も横に飛ぶというより、基本的なことができていないと意味がないと教えてもらっている。言っていることや、やっていることが理解できる。もっと若い時に出会って教えてもらっていたら面白かったんじゃないかと思うくらい、数日しか経っていないけどいい刺激を与えてもらっている。まだ癖がついていてできなこともあるけど、伸びしろとしていい方に考えてやっていきたい」と、西川は笑顔で話した。

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