さすがはスーパースター! C・ロナウドが試合前の集合撮影に乱入した少年を咎めず笑顔で抱擁
EURO準決勝の開始前に起きたハプニング 2戦連続の珍客出現も度量の大きさを示す
ポルトガルは欧州選手権(EURO)準決勝ウェールズ戦で2-0の快勝を収め、自国開催の2004年大会以来の決勝進出を果たしたが、試合前にちょっとしたハプニングが起きていた。集合写真に収まるFWクリスティアーノ・ロナウド(レアル・マドリード)の横にボールボーイが紛れ込んだと、米テレビ局「FOX SPORTS」が伝えている。
ロナウドとウェールズFWギャレス・ベイル(レアル・マドリード)の両エースの“銀河系対決”として注目された一戦、お互い決勝進出がかかるなかで緊張感が漂っていたが、キックオフ直前に両チームが撮影する集合写真のシーンで、ポルトガル代表に“異変”が発生した。11人で写真に収まろうとしたタイミングで、右後方に構えたロナウドの横になぜか赤いTシャツを着た少年が入り込んできた。
一瞬不審者かと思われたが、ロナウドや隣のGKルイ・パトリシオは思わず笑みをこぼしていた。それもそのはず、この少年はこの試合のボールボーイを務めることになっていた一人で、勇気を出してロナウドの横へ飛び込み、一緒に写真に収まったのだという。
試合直前というデリケートな状況での呑気な行動だったが、CR7は笑顔のまま少年とハグをかわした。この寛大な心に少年は大喜びし、飛び跳ねるように去っていったという。
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