「俺?」 セルティック旗手がMOM受賞デビュー、驚きの表情に英注目「微笑ましい光景」
17日のハイバーニアン戦で先発して後半29分までプレー
今冬の移籍市場でスコットランド1部セルティックに加入したDF旗手怜央は、現地時間1月17日のリーグ第21節ハイバーニアン戦でデビュー。2-0と勝利したなかで、いきなりマン・オブ・ザ・マッチ(MOM)を受賞する活躍を見せたが、その際の顛末を「微笑ましい」とスコットランド紙「デイリー・レコルド」が報じている。
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旗手は昨夏の東京五輪に出場し、J1川崎フロンターレでは左サイドバック(SB)やセンターハーフ、左ウイングに近い位置などをマルチにプレー。30試合5ゴールを記録してJ1のベストイレブンを受賞すると、冬の移籍市場でスコットランドに渡って欧州でのキャリアをスタートした。
同じタイミングで移籍加入した日本代表FW前田大然と揃ってスタメンデビューになった旗手は後半29分までプレー。前田がデビュー戦でのゴールを挙げるなどした2-0の勝利に貢献した。
そして、旗手がMOMに選出された後に起こったチームメイトのMFジェームズ・フォレストとのやり取りを含めた一連の流れが、「デイリー・レコルド」紙では「微笑ましい光景」としてレポートされた。
「セルティックのチームメイトが勝利を収めたのをベンチで見守りながら、旗手はMOMの受賞を告げられた。しかし、ジェームズ・フォレストが受賞したことを説明した時、多才な旗手はそれを信じることができなかった。フォレストが説明すると、旗手はカメラに映し出され、何度も『俺?』とリアクションしていた。フォレストが笑いながら『君だよ』と言うと、旗手は首を振りながら微笑み、新入団選手らしい謙虚なリアクションを見せた」
旗手はデビュー戦でのゴールこそならなかったが、積極的なプレーで現地での評判も上々。さらにMOM選出と微笑ましいリアクションは、セルティックサポーターの心をグッと掴む最高のデビューになったと言えそうだ。