「我々がフランスより優れていた」 支配率65%の独代表レーブ監督がEURO4強敗退で負け惜しみ連発
14年W杯ブラジル大会優勝の王者は“連覇”ならず
「私たちにはチャンスがあった。残念ながら得点できなかった。運を持ち合わせていなかった。(EURO)2012年大会や10年(南アフリカ・ワールドカップ)で敗退した時は、他のチームがより優れていた。今日はそのケースではない。私たちがフランスよりも優れていた」
MFサミ・ケディラ(ユベントス)とFWマリオ・ゴメス(フィオレンティーナ)が負傷。DFマッツ・フンメルス(バイエルン・ミュンヘン)が累積警告による出場停止と、ドイツは試合開始時点で主力3人を欠いていたドイツ。さらに後半にはDFジェローム・ボアテング(バイエルン)までも負傷交代という悲劇に見舞われた。指揮官の言うように不運が重なった世界王者は見事なまでの完敗を喫した。
06年の代表監督就任以降、EUROでは今大会を含め準優勝(08年)と2度のベスト4(12年、16年)、W杯では優勝(14年)と3位(10年)を経験するなどメジャートーナメント5大会連続で準決勝進出という圧倒的な成績を残す名将も、フランスの地での敗北はそう簡単に受け入れられない様子だった。
【了】
フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web
ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images
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