高校サッカー選手権“出場組”「プロ入り期待タレント」ランキング 伸びしろ十分の10人を厳選
静岡学園の実力者、怪我で40分のみのプレーだった大津DFが上位に
【5位】 藤森颯太(青森山田/MF/3年)
大会成績:5試合0得点
右サイドから勇猛果敢にドリブルを仕掛けてチャンスを作る一方で、非常に冷静で全体のバランスも見ることができるサイドアタッカー。右足のプレースキック、クロスの質はずば抜けて高く、大学ではビルドアップなどをさらに身につけることができれば、稀有なサイドアタッカーとして上のステージに行ける可能性を持っている。
【4位】 名須川真光(青森山田/FW/3年)
大会成績:5試合4得点
抜群のポストプレーを見せる一方で、一瞬のスピードや多彩なシュートセンスも併せ持つ万能型ストライカー。大学ではポストワークに磨きをかけつつ、より個で打開できるストライカーになってくれることを期待したい。
【3位】 川畑優翔(流通経済大柏/FW/3年)
大会成績:1試合0得点
今大会でチームはまさかの初戦敗退を喫してしまったが、FWから両サイドハーフ、トップ下、ボランチと攻撃的なポジションならどこでもできる能力は非常に高い。ボールを持ってからのアクションの多彩さはもちろん、フリーランニングでもチームに流動性をもたらせる。今後は流通経済大でその技を磨く。
【2位】 小泉龍之介(静岡学園/MF/3年)
大会成績:4試合3得点
ボランチコンビを組んだMF玄理吾(徳島ヴォルティス加入内定)に注目が集まったが、小泉もまた負けず劣らずの実力者だ。攻撃のチャンスを常に狙い続け、ボールを受ける前からイメージが出来上がっている。ワンタッチプレー、ボールを収めてからの技術も巧みで、十分プロでもやっていける力を持っている。ボランチからトップ下と幅広く絡めるのも魅力だ。
【1位】 日高華杜(大津/DF/3年)
大会成績:1試合0得点
激しいアップダウンと切れ味の鋭い縦突破、カットインは迫力満点で凄まじい破壊力を持つ。自陣にいたと思いきや、気がつくとゴール前へ入り込んだり、ペナルティーエリア内までボールを運んでフィニッシュワークにも絡める。今大会は怪我で決勝戦のみの出場となり、プレー時間も40分に終わったが、プロでも通用するポテンシャルを秘めているだけに大学でさらなる飛躍をしてほしい。
(FOOTBALL ZONE編集部)