ドイツ相手にW杯8強のリベンジ成功! “134億円の男”ポグバ「あの敗戦を忘れなかった」
後半25分にフランスの2点目をクロスで演出
“1億2000万ユーロの男”は、世界王者ドイツへのリベンジ達成に喜びを爆発させた。現地時間7日の欧州選手権(EURO)準決勝でフランス代表は2-0でドイツに勝利。先発フル出場してチームの2点目を演出したMFポール・ポグバは、「2年前の敗戦を忘れてはいなかったんだ」と語っている。フランス紙「レキップ」が報じた。
ディディエ・デシャン監督が率いるフランスは、2014年のブラジル・ワールドカップの準々決勝でドイツと対峙した。しかし、前半に1ゴールを許すと最後まで追いつくことができずに0-1で敗れていた。ポグバは、その試合のリベンジを期してこの準決勝に臨んでいたと語った。
「最高に素晴らしく、完璧なチームだ。僕らは誰もが2年前にワールドカップの準々決勝で彼らに敗れたゲームを覚えている。それから長い時間を経て、僕らは成長し、より成熟してきた。世界で最も強いチームを相手に、僕らは最高のディフェンスを見せた。全ては頭の中でイメージしていたことだけれども、夢であり目標でもあった。この勝利は本当に嬉しいよ!」
この日のポグバは、MFブレーズ・マテュイディ(パリ・サンジェルマン)とのダブルボランチでスタートした。ボール保持率で圧倒される展開のなかで攻撃への関与はあまりできなかったが、強靭な身体を生かしたプレーでドイツの攻撃を寸断した。そして、1-0でリードした後半25分過ぎにデシャン監督がMFエンゴロ・カンテを投入して3ボランチにシフト。中盤のディフェンスに余裕が生まれると、持ち前の前方への進出力を発揮した。
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