リバプールFWフィルミーノに名門バルサが触手 クロップ監督も今夏の放出を容認か
2023年夏まで契約を残すが、ジョッタの台頭もあって放出の可能性が浮上
日本代表MF南野拓実と同僚のリバプールFWロベルト・フィルミーノに、スペイン1部FCバルセロナが関心を示していると、カタルーニャの地元メディア「El Nacional」が報じた。リバプールは移籍金2000万ユーロ(約26億円)を要求し、ユルゲン・クロップ監督も今夏の放出を容認する構えだという。
フィルミーノは2015年にドイツ1部ホッフェンハイムからリバプールに加入した。決定力だけでなく、チャンスメイク力に長け、攻撃の起点となれる唯一無二のプレースタイルでレギュラーに定着。エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネとのトリデンテでタイトル獲得に貢献してきた。
しかし、今季はハムストリングの負傷に悩まされるなど公式戦全体で14試合を欠場とフル稼働できず。昨年10月で30歳を迎えたストライカーにも移籍の噂が浮上している。
レポートによれば、フィルミーノに関心を示しているのは低迷からの復活を期すスペインの名門バルセロナだ。昨夏にアルゼンチン代表FWセルヒオ・アグエロが加入するも、不整脈により現役を引退。今冬にマンチェスター・シティからスペイン代表FWフェラン・トーレスを獲得したが、前線にさらなる補強を目論んでいるようだ。
リバプールは2023年夏までの契約を残すフィルミーノの移籍に2000万ユーロ(約26億円)を要求するという。今でもフィルミーノが貴重な選手であることは間違いないが、代役としてポルトガル代表FWディオゴ・ジョッタが台頭していることもあり、クロップ監督も今夏の移籍の可能性を排除していないという。
1月16日に行われたプレミアリーグ第22節ブレントフォード戦(3-0)では日本代表MF南野のバースデーゴールをお膳立てしたフィルミーノ。今季限りでチームを離れる可能性が浮上している。
(FOOTBALL ZONE編集部)