リーグ杯チャンス逸からの挽回 バースデー弾の南野に同僚言及「彼は決めるべきだと分かっていた」

チーム3点目を決めたMF南野拓実【写真:Getty Images】
チーム3点目を決めたMF南野拓実【写真:Getty Images】

ブレントフォード戦でゴールを決め、同僚ロバートソンも「いい連携だった」と評価

 イングランド1部リバプールのMF南野拓実が、現地時間1月16日のリーグ第22節ブレントフォード戦で後半29分から途中出場。27歳の自らの誕生日を祝う“バースデー弾”を叩き込んで3-0の勝利に貢献した。同僚のスコットランド代表DFアンドリュー・ロバートソンは「プレスからボビーとのいい連携だった」と称えている。米誌「スポーツ・イラストレイテッド」が伝えた。

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 エジプト代表FWモハメド・サラー、セネガル代表FWサディオ・マネらがアフリカネーションズカップ出場のため不在のなか、ブレントフォード戦でベンチスタートとなった南野。チームが2-0とリードして迎えた後半29分、イングランド代表MFアレックス・オックスレイド=チェンバレンに代わって途中出場した南野が、すぐさま輝きを放つ。

 後半32分、前線からプレスをかけて相手のミスを誘発した南野は、ゴール前でFWロベルト・フィルミーノの丁寧なラストパスを受け、冷静にゴール右隅に決めた。

 今季リーグ戦7試合出場で2ゴール目は自身の誕生日を祝う“バースデー弾”。データ分析会社「オプタ」によれば、リバプールでのリーグ戦バースデー弾は史上5人目だという。

 南野は現地時間1月13日に行われたリーグカップ(カラバオカップ)準決勝第1戦のアーセナル戦(0-0)で先発フル出場するも、終了間際の決定的チャンスでシュートをふかしてゴールならず。現地メディアやリバプールファンからも厳しい声が浴びせられた。

 直後のゲームで結果を残した南野について、同僚のロバートソンは「木曜の夜(リーグ杯準決勝・アーセナル戦)のタキ(南野の愛称)のチャンスに関して、多くのことが言われた。彼はあれを決めるべきだったともちろん分かっていた」と語り、言葉を続けた。

「おそらく彼が決めた中では簡単なゴールの1つだろうが、プレスからボビー(フィルミーノ)とのいい連携だった。ストライカーとしてゴールを決めることに勝ることはないし、彼に自信を与える」

「スポーツ・イラストレイテッド」誌も、「チームが彼(南野)の資質を高く評価していることが分かる」と伝えている。

 1月20日にはリーグカップ準決勝第2戦も控えており、南野としては勢いに乗っていきたいところだ。

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