ユナイテッドFW、指揮官の“出場拒否”説明にSNSで異例の反論「拒むことは決してない」
マルシャルがインスタグラムを更新、ラングニック監督の発言を否定
イングランド1部マンチェスター・ユナイテッドは、1月15日に行われたプレミアリーグ第22節のアストン・ビラ戦を2-2の引き分けで終えた。試合後、ラルフ・ラングニック監督は、欠場したフランス代表FWアンソニー・マルシアルが試合出場を拒否したと説明したが、選手は自身のSNSを通じて指揮官のコメントを否定している。英紙「メトロ」が報じた。
試合終盤まで2-0とリードしていたユナイテッドだったが、途中出場したブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョに2得点に絡む活躍を許し、勝ち点3を逃した。オレ・グンナー・スールシャール監督解任後も調子は上がらず、7位に低迷するユナイテッドは、ピッチ内外に多くの問題を抱えていそうだ。
この試合後の会見で、マルシアルの不在について問われたラングニック監督は、「彼はチームに入りたがらなかった。普通なら、彼はチームに入っていただろう。だが、彼はそれを望まなかった。それが、彼が昨日、私たちと一緒に出掛けなかった理由だ」と説明した。
しかし、2015年にモナコからユナイテッドに加入し、ここまで公式戦268試合に出場したマルシアルは、自身のインスタグラムを通じて、この指揮官の発言を否定した。
「僕はマン・ユナイテッドの試合でプレーすることを拒むことは決してない。ここに7年ほどいるけれど、リスペクトを欠くことは決してしていないし、クラブやファンに対して侮辱するようなことは絶対にしない」と、指揮官の主張に反論した。
長くチームに在籍するストライカーと指揮官の対立が表面化する形になったユナイテッド。低迷の続くイングランド屈指の名門は、ここから立ち直ることができるだろうか。
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