コウチーニョ、移籍後“即ゴール”…新天地でいきなり躍動 「プレミアに戻りたかった」

アストン・ビラMFフィリペ・コウチーニョ【写真:AP】
アストン・ビラMFフィリペ・コウチーニョ【写真:AP】

今冬アストン・ビラへレンタル移籍、マンU戦で新天地デビュー弾をマーク

 アストン・ビラは、1月15日に行われたプレミアリーグ第22節のマンチェスター・ユナイテッド戦で2-2と引き分けた。この試合にバルセロナからレンタル移籍したブラジル代表MFフェリペ・コウチーニョが途中出場。1ゴールを含む、全2得点に絡む活躍を見せたなか、試合後のコメントを英衛星放送「BBC」が報じている。

 ベンチスタートとなったコウチーニョは2点を追う後半23分、ピッチに登場。今冬にバルサからレンタル加入後、初の出番となったなか、出場から9分後にはドリブルで仕掛け、味方とのパス交換を交わす。そこからこぼれたボールが、MFジェイコブ・ラムジーに渡ると、20歳のMFが反撃の狼煙となるゴールを挙げた。

 さらに後半37分には、ラムジーの折り返しをゴール前に走りこんだコウチーニョがワンタッチでゴールに沈め、新天地デビュー戦で同点ゴールを奪取。コウチーニョは、リバプールに在籍していた2018年以来、約4年ぶりのプレミアリーグ復帰戦で、強烈な存在感を示した。

 試合後、コウチーニョは、「こうした試合やプレミアリーグに戻りたかった。良いスタートを切ることができたし、僕たちは最後まで自分たちを信じることができた」とコメント。バルセロナでは難しい時期が続いたことを認め「多くの浮き沈みがあった。でも、それは過去のこと。今の僕はここにいて、クラブと監督の目標に集中している。チームメイトやクラブを助けるために、良い仕事をしたい」と、さらなる活躍を誓った。

 また、リバプール時代の同僚であり、現在は監督と選手という関係になったスティーブン・ジェラード監督も、「バルセロナでは継続的に活躍することができなかったかもしれないが、落ち着くのが困難な場所だ。多くの選手が同じような経験をしている。私は、彼が持っている才能を、再び解き放つことができると確信しているよ」と、その活躍に太鼓判を押している。

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