浦和監督、新ストライカー補強を示唆「まだ終わっていない」 指揮官が求める条件とは?

浦和を率いるリカルド・ロドリゲス監督【写真:轡田哲朗】
浦和を率いるリカルド・ロドリゲス監督【写真:轡田哲朗】

求める新戦力はポリバレントで「得点力、プレス、違いを生むことができる選手」

 浦和レッズのリカルド・ロドリゲス監督は、1月15日の始動日にトレーニングを終えた後、オンライン会見を実施。今季について「去年からの継続が大事」とした一方で、「まだ補強は終わっていない」と、さらなる新戦力が加入する可能性を示した。

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 ロドリゲス監督は12月19日に天皇杯決勝を終え、タイトルを獲得した後のオフについて「日本で過ごしたけれども、ゆっくりできた」と笑顔。そして「新たな選手、新たな人間がいて、全員がチャレンジしたいという気持ちで挑む。初日から集中して練習ができた」と始動日を振り返った。

 浦和は昨季限りで元日本代表MF阿部勇樹が引退し、元日本代表DF槙野智章、同FW興梠慎三、同DF宇賀神友弥といった実績と浦和で長いプレー歴を持つ選手たちがチームを離れた。特に阿部が引退しただけに今季は新キャプテンが誕生するが、指揮官は「もう少し先にキャプテンを選びたい。沖縄で共同生活をするなかで選手の性格なども見ながら決めたい。頭の中にはあるが、まだ決めていない」と、17日から沖縄県で行うトレーニングキャンプを見ながら任命するようだ。

 一方で、12日の新加入選手の記者会見において西野努テクニカル・ダイレクター(TD)が話していたのと同じく、ロドリゲス監督も「補強はまだ終わっていない」と明言した。

「実現しなかったケースもあり、ウインドーが締まるまでは続けたい。ただ、このクラブの選手の獲得に満足している。サッカーのスタイルに合う選手の特徴を伝えているが、そのような選手を取ってきてくれた。練習の最後のところ(紅白戦形式)を見れば、新加入選手の振る舞いは良かった。(求めるのは)前線の選手ですね。可能ならポリバレントで複数のポジションができて、得点力、プレス、違いを生むことができる選手を求めている」

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