なでしこJ、アジアカップ事前合宿を打ち上げ 池田監督が総括「充実した国内キャンプになった」
11日から実施していた国内合宿が終了、池田監督がオンライン会見
なでしこジャパン(日本女子代表)の池田太監督は1月15日、AFC女子アジアカップインド2022に向けたオンライン会見に臨み、11日から実施していた国内合宿が終了し「充実した国内キャンプになった」と振り返った。
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日本女子代表は、2023年7月開幕にオーストラリアとニュージーランドで開催される女子W杯の出場権(オーストラリアを除く5か国)を懸け、20日からインドで行われるAFC女子アジアカップを戦う。
メンバーには、FW岩渕真奈(アーセナル/イングランド)、DF熊谷紗希(バイエルン・ミュンヘン/ドイツ)、MF猶本光(三菱重工浦和レッズレディース)ら国内外組の23名を招集。池田体制となって初の国際大会は、日本にとって大会3連覇が懸かるうえに、W杯出場権獲得という重要なタスクが課せられる。
大会前の事前合宿として、今月11日から実施してきた国内でのトレーニングキャンプは、15日午前で終了。オンライン会見に臨んだ池田監督は「国内で準備しようとしていたなか、選手のコンディションを見て整えるという意味では充実した国内キャンプになった」と振り返った。
国内での事前キャンプでは、フィジカル面のアプローチに加え、昨年10月の現体制発足以降、積み上げられてきた戦術面の共通理解を深めることを念頭に置いたという。会見では練習メニューの意図についても触れられ、池田監督は「ワンタッチシュートをもっと伸ばしていきたい。DFラインの背後を取った後、すぐにシュートへ持っていきたい」という狙いを持っていたことも明かした。
国内合宿を打ち上げたチームは、今晩に決戦の地・インドへ向けて出発。「まずは環境適応。現地に行ってどんな感じか、限られたなかでの準備になりそう」と、指揮官は先を見据えた。
(FOOTBALL ZONE編集部)