興梠慎三が札幌に誓う献身 「身体がぶっ壊れてでもミシャのため、チームのために頑張る」
ペトロヴィッチ監督のために全身全霊を捧げることを約束
J1北海道コンサドーレ札幌は、1月13日に「北海道コンサドーレ札幌 新年会2022」を開催。期限付き移籍で加入した元日本代表FW興梠慎三もユニフォーム姿で登壇し、「身体がぶっ壊れてでもミシャのため、チームのために頑張っていこうと思っています」と決意を口にした。
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現在35歳の興梠は、2005年に鵬翔高から鹿島アントラーズに加入。1年目から8試合に出場すると、徐々に出場機会を増やして定位置を確保し、J1リーグ優勝3回、Jリーグカップ優勝2回、天皇杯優勝2回など数々のタイトル獲得を経験した。
13年から浦和へ移籍すると、9シーズン連続で二桁ゴールを達成するなどエースとして活躍。16年のJリーグカップ優勝、17年のAFCチャンピオンズリーグ(ACL)優勝、18年の天皇杯優勝などに貢献し、17年にはJリーグベストイレブンに選出されている。昨季はリーグ戦20試合1ゴールにとどまっていた。
札幌を率いるペトロヴィッチ監督と興梠は、13年から17年まで浦和でともに戦った“師弟コンビ”。ミシャスタイルを熟知するストライカーに注目が集まる。
クラブ公式YouTubeチャンネルでも配信された「北海道コンサドーレ札幌 新年会2022」で、興梠は札幌移籍の決断においてペトロヴィッチ監督の存在が大きかったと語った。
「一番はミシャ。2013~17年までミシャとともに戦ってきて、2017年に退任になった時のことは今でも忘れられない。どうしてもっとチームのためにできなかったんだろう、ミシャを勝たせることができなかったんだろうと、今でも後悔が残っている。いつかチャンスが来たら、また一緒にやりたいとずっと思っていて、このチャンスをコンサドーレ札幌の関係者の皆さんが作ってくれた。二度と同じことがないように頑張っていきたいと思っています」
赤と黒のストライプのユニフォーム姿を披露した興梠は、「今までは浦和レッズの興梠としてチームのために頑張ってきましたけど、これからは身体がぶっ壊れてでもミシャのため、チームのために頑張っていこうと思っています」と決意を覗かせていた。