セルティック、ポステコグルー監督経由の“日本パイプ”に英注目 「ほぼノーギャラで最高の選手たちを連れてきている」
移籍金6.5億円で獲得した古橋が公式戦16ゴールと爆発
スコットランド1部セルティックは、今季開幕から冬の移籍市場までに4人の日本人選手を獲得しているが、英メディア「356football」では日本代表FW古橋亨梧の活躍を「プレミアリーグのクラブにとってのはした金で存在感を得た」とレポートしている。
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セルティックは昨夏、J1横浜F・マリノスを率いていたアンジェ・ポステコグルー監督が就任。ヴィッセル神戸から日本代表FW古橋を獲得すると、加入直後から大ブレイクした。さらに冬の移籍市場では、川崎フロンターレからFW旗手怜央、ガンバ大阪からMF井手口陽介、横浜FMからFW前田大然を獲得している。
この一連の流れについて、記事では「ポステコグルー監督は日本の選手たちを知り尽くし、彼らのクオリティーを把握していて、やや控えめながら、ほぼノーギャラで最高の選手たちを連れてきている」と触れている。
「夏に古橋亨梧を460万ポンド(約6億5000万円)で獲得したことから始まった。この26歳の選手は、スコティッシュ・プレミアシップで26試合に出場して16得点し、素晴らしいサッカーを披露している。今シーズンの古橋は、プレミアリーグのクラブにとってのはした金で絶対的な存在感を示し、見る者を最も興奮させる選手の1人となった。もし本当にいい選手なら、もっと高くてもいいはずだ。セルティックは少なくとも、もう1シーズンは彼を手放したくないだろうが、もしプレミアリーグのクラブが購入を希望するなら当然、彼を売って巨額の利益を得ることに興味を持つはずだ」
460万ポンド、あるいは500万ユーロとも言われる、その時点での為替レートにもよるが6億円台の移籍金は当然ながらJリーグのクラブにとっても大金だが、指摘されるようにプレミアリーグのクラブが持つ資金力を考えれば、主力選手にはその10倍を超えるような金額が移籍金として支払われることもある。そう考えれば、古橋につく値段次第ではセルティックが大きな利益を得られるというのも現実的な話だろう。