テベスが古巣ウェストハム史上最高額の年俸10億円オファーを拒否 17億円を要求し破談に

ウェストハム時代は残留の立役者に

 テベスは2006-07シーズンにコリンチャンスからウェストハムへ移籍。シーズン序盤は不振に見舞われゴールを奪えなかったが、3月以降の終盤10試合で7得点と爆発。降格の危機に瀕していたチームの救世主となった。その後、マンチェスター・ユナイテッドへ2年間期限付き移籍され、マンチェスター・シティ、ユベントスとビッグクラブを渡り歩いた末に、昨年自らがプロデビューを果たした“心のクラブ”ボカへ復帰を果たしていた。

 3年ぶりのプレミア復帰の可能性が浮上した32歳のテベスだが、破格の報酬を要求した背景には、簡単には移籍をしないという“ボカ愛”があったのだろうか。いずれにせよ、テベスのウェストハムへの帰還は、彼自身がサラリーの要求額を引き下げるかに懸かっているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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