チャイナ・ミラン誕生で450億円の爆買いモード! アルゼンチン代表の司令塔獲得浮上で本田の居場所は?

昨季は100億円補強も効果なし

 モンテッラ監督は4-2-3-1システムを基本に考えているとされ、そのトップ下のポジションはイタリア紙「ガゼッタ・デロ・スポルト」などのメディアでも日本代表FW本田圭佑など現所属選手たち全員が落第点であり、補強が急務なポジションとされていた。ミランの名物会長であるシルビオ・ベルルスコーニ会長は中国企業グループへのクラブ売却を決意し、2年間で450億円規模のチャイナマネーでの爆買い補強の第一弾がパストーレになりそうだ。

 昨年は100億円以上の補強費を費やしたが、チームは欧州のカップ戦出場権を逃し、負債も100億円増えた。だが、今回は新監督の希望でミランの補強予算の配分ポイントが明確になったことで効果的な補強ができるかもしれない。パストーレは新星ミランのビッグネーム補強第一弾になる可能性もある。

 暗黒時代のゼロ円移籍などの訳あり補強路線の暗黒時代にミランにやってきた本田は昨季リーグ戦1得点3アシストと不振だった。「クビになっても仕方ない」と認めていたほどの働きで、爆買い時代のミランで居場所はあるのだろうか。残留時もポジション争いは相当に厳しいものになりそうだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

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