「まるで降伏の白旗?」 アーセナル、異例の“全身真っ白”ユニフォームに反響「トッテナムに見えた」
FAカップ3回戦、ノッティンガム・フォレスト戦の真っ白ユニフォームに脚光
日本代表DF冨安健洋が所属するイングランド1部アーセナルは、現地時間1月9日に行われたFAカップ3回戦の英2部ノッティンガム・フォレスト戦(0-1)で全身真っ白のユニフォーム姿でプレーして脚光を浴びた。ファンから「レアルに見えた」「背番号は見やすくしないと」と反響を呼んでいる。
アーセナルの本拠地であるロンドンでは2020年から21年6月の1年間で10代の若者が被害にあったナイフによる犯罪が過去最多の1万件以上も発生。また、昨年は10代殺害の事件数が市内で記録上過去最多となった。そのほとんどがナイフによる攻撃だったという。こうした社会的情勢を受けて、アーセナルがアディダスと共同で「No More Red」というキャンペーンを実施し、これ以上血が流れないようにというメッセージを込めて白ユニフォームを着用して戦った。
シャツ、パンツ、ソックスだけでなく、背番号やスポンサーなどまで真っ白という異例の“全身真っ白ユニフォーム姿”に驚きが広がっている。
「トッテナムのようだ」
「背番号は見やすくしないと」
「まるで降伏の白旗?」
「白いアーセナルは弱い」
「レアルに見えた」
「No More White」
意義のある社会的キャンペーンとなった一方、チームが格下のノッティンガム・フォレストに敗れたとあって、SNS上では辛辣なコメントも散見。ファンから敗戦の不満がぶつけられる形となっているようだ。
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