大久保嘉人、国見高恩師と「最後の別れ」 プロ入り時の直筆色紙に感謝「この言葉を胸にこれからも頑張っていきます」
小嶺忠敏さんから2001年3月に受け取った色紙をSNSに投稿
昨季限りで現役を引退した元日本代表FW大久保嘉人氏が、自身の公式ツイッターで「小嶺先生に最後のお別れをして来ました」と綴り、恩師・小嶺忠敏さんの通夜に駆けつけたことを明かした。
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小嶺さんは国見高校(長崎)を率いて6度の高校サッカー選手権優勝を成し遂げ、その後は長崎総合科学大学附属高等学校サッカー部の監督も務めていた。大久保は小嶺さんが監督を務めていた国見高校時代、総体、国体、選手権と3冠を達成。今年1月7日に恩師の訃報を聞き、ツイッターで「先生の突然の訃報に接し、心から哀悼の意を表します」と驚きを隠せない様子だった。
1月8日に小嶺さんの通夜が行われ、大久保は一夜明けた9日にツイッターを更新。「小嶺先生に最後のお別れをして来ました。今にも起き上がって『嘉人帰って来たか』って笑顔で言ってくれそうな感じでした。プロ入りの時に先生にもらったこの言葉を胸にこれからも頑張っていきます。天国で見守っていて下さい」と思いを綴った。
プロ入りの時にもらった言葉――。2001年3月6日にしたためられた色紙には、「嘉人へ 志を立て 耐えて励まん」と小嶺さんが生徒たちに送り続けてきた言葉があった。
大久保は小嶺さんの教えを胸に、セカンドキャリア、そして今後の人生を力強く歩み続ける。
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