「自信に満ち溢れているプレー!」 青森山田エース松木、圧巻個人技弾を元日本代表ボランチ称賛
元日本代表MF橋本英郎氏が公式ツイッターで松木のゴラッソを分析
青森山田(青森)のエースMF松木玖生(3年)は、1月8日に行われた第100回全国高校サッカー選手権の準決勝・高川学園(山口)戦で圧巻の個人技からゴールを奪い、6-0の勝利に貢献した。元日本代表MF橋本英郎も、自身のツイッターで「スーパー!!」と称賛している。
今年度、インターハイと高円宮杯U-18プレミアリーグEASTを優勝し、選手権と合わせて3冠獲得を狙う青森山田は、前半にセットプレーから2得点。後半に入るとさらに攻勢を強め、松木、FW小湊絆(2年)、DF丸山大和(3年)、MF田中栄勢(3年)が得点し、圧勝となった。
大量6ゴールが生まれたなかでも、後半12分に生まれた”10番”松木のゴラッソが話題となっている。敵陣深くのペナルティーエリア(PA)右付近で、相手選手とルーズボールを競り合った松木は右足の踵(かかと)でボールを背後へ流す。この動きについていけなかった相手を尻目に、そのままエリア内へ侵入すると左足を一閃。ファーサイドへシュートを突き刺して見せた。
一瞬の閃きと高度なテクニックが光ったこのゴラッソ弾について、自身のツイッターで触れたのが、日本代表15キャップを刻み、昨季限りでJ3のFC今治を契約満了で退団となった橋本だ。
「青森山田、松木くんの自信に満ち溢れているプレー! 相手DFに眼を基本的に向けず、DFの重心、全体像を見ているからターンがスムーズに出来ています。最後もゴールキーパーを見ているようで、ゴール全体を見ている姿勢になっています。つまり、、、こういった一連の何気ない目線や姿勢で、相手のDFだけでなくキーパーまでをも後手に回している雰囲気を作り出している。個人の能力の高さを見せつけたゴールでした! スーパー!!」
日頃から、Jリーグのチームやプレーに関して、ツイッター上で独自の見解を展開している橋本氏も、手放しで称賛していた。