鳥栖ルーキーFW、亡くなった恩師・小嶺氏に誓う決意 「Jリーグのピッチで戦って走る姿を見せたい」
長崎総合科学大学附属高等学校サッカー部出身の荒木駿太が小嶺氏への思いを語る
J1のサガン鳥栖は1月8日、トップチームが始動した。同日にオンライン会見が行われ、駒澤大から加入したFW荒木駿太は、母校の長崎総合科学大学附属高等学校サッカー部を率いていた小嶺忠敏氏(76歳)が7日に死去したことを受け、「Jリーグのピッチで戦って走る姿を見せたい」と思いを口にした。
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荒木は長崎総科大学附属高で2年次と3年次に全国高校サッカー選手権に出場。第96回大会ではチームメイトのFW安藤瑞季(水戸ホーリーホック)とともに大会優秀選手に選ばれた。
その後、駒澤大へ進学し、2021年5月に鳥栖への加入が内定。今年、Jリーグデビューを目指して始動し、「止める・蹴るはプロになってもっと意識してやっている」と初日の感想を語った。
前日の7日には、高校サッカー選手権で国見高を6度の優勝に導き、その後は長崎総合科学大学附属高等学校サッカー部の監督も務めていた小嶺氏が死去。「突然の知らせでした」と胸中を明かしつつ、荒木は恩師に向けてJリーガーとしての活躍を誓った。
「サッカーでも、サッカー以外のことでも、小嶺先生に教わったことを鳥栖で忘れずにやりたい。どこかで絶対に見てくれていると思うので、自分がJリーグのピッチで戦って走る姿を見せたいと思います」
日本代表MF原口元気(ウニオン・ベルリン)と同MF田中碧(デュッセルドルフ)を憧れの選手に挙げ、「2人とも運動量が凄い。走れて戦える選手に自分もなりたい」と説明した荒木は、新シーズンの目標として「開幕スタメンで出て、点を取ること」と掲げていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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