チャナティップの移籍金「3億円を超える」 川崎移籍報道にタイメディア驚き「史上最も高額」
"タイのメッシ"、J1王者へ完全移籍する見通しを日本メディアが報道
北海道コンサドーレ札幌のタイ代表MFチャナティップが、J1王者・川崎フロンターレへ完全移籍する見通しが複数の日本メディアで報じられたなか、タイメディアは「タイ史上最も高額なサッカー選手となる」と、巨額費が投じられたことへ注目している。
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現在28歳のチャナティップは2017年夏にムアントン・ユナイテッドから札幌へ移籍。Jリーグ1年目に16試合に出場すると、2年目の18年には30試合8ゴールの結果を残し、Jリーグベストイレブンに選出。”タイのメッシ”と称される実力をJリーグでも発揮し、以降も主力として活躍してきた。
そんななか、昨季のJ1を圧倒的な強さで制し、リーグ連覇を達成した川崎がチャナティップを完全移籍で獲得する見込みを、日本の複数メディアが報道。札幌の三上大勝GMも、今回の交渉が大筋でクラブ間合意に達していることをオンライン会見で明らかにするなど、正式発表は秒読み段階と見られている。
川崎への電撃移籍の可能性が指摘されたことには、チャナティップの母国・タイメディアも驚きを持って注目している。現地紙「thansettakij」は「フロンターレが巨費を投じてチャナティップ・ソングラシンの歴史をひっくり返す」と見出しを打ち、「2025年まで契約が残っているチャナティップの価値は、今回の取引で約3億4500万円を超える見通しとなった。もしこのような価値のある選手の移籍が実現すれば、一気にタイ史上最も高額な選手になる」と熱視線。タイ代表のエースアタッカーの去就動向が現地メディアを賑わせていた。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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