コロナ陽性で高校選手権準決勝を辞退の関東第一が声明 「ここまで応援してくださった方々に感謝いたします」
選手2名からコロナ陽性反応が認められたため、大津との準決勝辞退を決断
第100回全国高校サッカー選手権でベスト4へ進出した関東第一(東京B)は1月7日、選手2名から新型コロナウイルスの陽性反応が認められたため、大津(熊本)と対戦予定だった8日の準決勝を辞退すると、日本サッカー協会(JFA)から発表された。8日には公式サイトで、「大津高校はじめ関係各位にはご迷惑をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません。ここまで応援してくださった方々に感謝いたします」と声明を発表した。
JFAによると、準決勝を前に、ベスト4のチームを対象に大会前に定められた検査を行った結果、関東第一の選手2名から新型コロナウイルスの陽性反応が判明。スタッフも含めて当該者以外からの体調不良の報告はない、とのリリースが出された。
これにより、大会感染対策ガイドラインの内規に則り、正規登録チーム(選手30名及びチーム役員)に代わり予備登録チーム(選手14名及び正規登録チーム以外のチーム役員)での出場について、関東第一およびサッカー部の関係者で検討した結果、準決勝の出場を辞退。対戦予定だった大津が決勝に進出することなった。
その他の3チームは全員の陰性が確認されており、1月8日は12時5分キックオフの大津対関東第一戦が中止、14時20分キックオフの高川学園(山口)対青森山田(青森)戦は健康観察を継続しつつ、検査体制の強化および感染防止対策の徹底により、開催される予定となっている。
関東第一は準決勝当日の8日、高校の公式サイトで以下のようにコメントしている。
「第100回全国高等学校サッカー選手権大会に出場している本校のチーム内で新型コロナウイルスの感染者が出ましたため、誠に残念ではありますが、本日1月8日(土)の準決勝の出場を辞退することとなりました。大津高校はじめ関係各位にはご迷惑をお掛けいたしまして誠に申し訳ございません。ここまで応援してくださった方々に感謝いたします」
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(FOOTBALL ZONE編集部)