指揮官と笑顔も時すでに遅し? カシージャス“手打ち”をツイッターで報告

メッセージをカシージャスだけに送らず

 指揮官は退任に際して、カシージャス以外の全選手に惜別のメッセージを送っていた。その行動によって騒ぎが大きくなったことで、今回和解に至らざるを得なくなった。カシージャスは今回FWアリツ・アドゥリスに次ぐ2番目の年長選手で、EURO連覇と10年南アフリカ・ワールドカップ優勝を知る貴重な経験値を持っていたが、自らの行動でチームに軋轢を生んでしまったのは確かだった。

 8強で優勝候補ドイツに敗れたイタリアは熱い闘将アントニオ・コンテ監督、選手とスタッフの鉄の団結力を誇っていただけに、敗退後のカシージャスの改心と和解は時すでに遅しと言えるかもしれない。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

page1 page2

今、あなたにオススメ

トレンド

ランキング