イタリア国内で称賛を浴びるインザーギ監督 クラブ幹部も「ミランはこれから発展する」

 

ミラン副会長がインザーギ、セードルフの新旧監督を比較

 

 ACミランのパウロ・ベルルスコーニ副会長が昨季終了時に解任されたクラレンス・セードルフ元監督と、成功を収めつつあるフィリッポ・インザーギ監督との差を語っている。

 ミラン専門ニュースサイト「acmilannews.it」の取材に応えた元イタリア首相のシルビオ会長の弟は「会長とインザーギの間には最高のケミストリーが存在する。残念ながら、セードルフの場合はこういかなかった。偉大な選手だったが、状況を統括することができなかった」と語っている。

 同じミランの黄金期を代表する名手で、引退間もない2人のカリスマだが、セードルフ前監督は違約金の未払い問題でミランと係争寸前とも報じられた。一方、インザーギ監督はイタリア国内で次代の名将候補という評価を受けている。

「ピッポはすでにクラブ内で働いていたが、ミランの監督になるために猛烈に向上した。彼のトップチームの監督就任はある意味、自然だった」

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