バルサが買い戻した“じゃない方”のスアレス 22歳の生え抜きの星復帰の5つのメリットとは

元U-21スペイン代表MFデニス・スアレスをビジャレアルから買い戻す

 昨季国内二冠を達成したバルセロナは、かつてBチームに所属した元U-21スペイン代表MFデニス・スアレスを、ビジャレアルから買い戻すことが決定した。現在のバルサで「スアレス」と言えば、「MSN」と呼ばれる看板3トップの一角で昨季リーグ得点王のウルグアイ代表FWルイス・スアレスだが、“じゃない方”のスアレス加入には5つの理由があるという。地元紙「ムンド・デポルティーボ」が特集している。

 D・スアレスは2013年にバルサに加入したもののBチームの出場が主で、翌年にはセビージャにレンタル移籍を果たし、そして昨夏にはビジャレアルへ買い戻しつきオプションで完全移籍した。武者修行を終えた生え抜きがバルサ復帰を果たした一つ目の理由には、「プレーの品質」があるという。

「テクニックに優れたサッカー選手だ。ボール扱いに長けていてドリブルやアシスト能力もある。良いシュートも打てて、フリーキックなどで公式戦5得点を挙げている」とビジャレアルでの成長ぶりに触れている。

 二つ目に挙げられているのは「バルサスタイルの知識」だ。バルサBに所属し、2013-14シーズンには36試合7得点をマークした。同紙は司令塔として、クラブの生命線であるコンビネーションとポゼッションスタイルを熟知していると太鼓判を押している。

 

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