「救ってあげて!」 選手権初のベスト4、大津高サッカー部が”緊急メッセージ”「切実な問題」
滞在延長に伴う資金不足懸念により賛助金を緊急募集
第100回全国高校サッカー選手権で、初のベスト4進出を果たした大津高校(熊本)が、滞在延長に伴う資金不足懸念により賛助金を緊急募集。快進撃を続ける公立校からのメッセージに、ファンからは「頑張れ!」「救ってあげて!」といった賛同の声が多数寄せられるなど、反響が広がっている。
DF植田直通(ニーム)、DF谷口彰悟(川崎フロンターレ)など、数々のプロ選手を輩出してきた大津は、1月4日に行われた前橋育英(群馬)との準々決勝を1-0で制し、同校史上初となるベスト4へ進出。熊本県勢としては、第33回大会の熊本工業高校以来、67年ぶり2度目の4強進出となる快挙となった。
さらなる躍進へ注目が集まる一方で、同校サッカー部の公式ホームページで”緊急メッセージ”が掲載され話題となっている。内容は、滞在延長に伴う資金不足懸念による賛助金の呼びかけだ。全国大会に向けて保護者会では資金面で準備をしてきたものの、勝ち進むことで控えの選手をはじめ、応援団の宿泊費用、選手の調整費用などが必要になり、当初の予定を超える可能性が出てきたという。
大津は今大会のベスト8に進出したチームの中で、唯一の公立校。私立校に比べると資金力で劣ってしまう事情もあり、このメッセージがSNS上で反響。ファンからは「切実な問題」「頑張れ!」「救ってあげて!」といった賛同の声が続々と上がり、「少ない額ではあるが支援」「微力ながら協力させて頂きます!」「寄付させて頂きました!」といった声もさっそく寄せられるなど、支援の輪は着々と広がっているようだ。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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