トゥヘル愛弟子の独代表FW獲得交渉は難航 ドルト側が準備する移籍金と要求額に20億円以上の差

ムヒタリアン売却時と同額の移籍金を主張

 ヴォルフスブルク側は、契約が2017年までの残り1年となっていたムヒタリアンに4250万ユーロの値がついたのであれば、2019年まで契約を残すシュールレにも最低で同額は必要と主張しているようだ。ドルトムント側の見立てとヴォルフスブルクの要求の間には、2000万ユーロ以上の差が生じている。

 ムヒタリアン以外にも、ドイツ代表DFマッツ・フンメルス(バイエルン・ミュンヘン)や同MFイルカイ・ギュンドアン(マンチェスター・シティ)など主力の大量放出によって戦力ダウンが必至のドルトムント。U-21フランス代表FWウスマン・デンベレやトルコ代表の18歳MFエムレ・モルなど若手の逸材を中心にすでに6選手の補強を決めているが、新シーズンに向けて実績ある即戦力獲得は必要不可欠だろう。しかし、筆頭候補のシュールレ獲得は難航しているようだ。

【了】

フットボールゾーンウェブ編集部●文 text by Football ZONE web

ゲッティイメージズ●写真 photo by Getty Images

 

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