「2023年 J1でお待ちしています」 京都ホペイロが明かす千葉戦のホワイトボードに込めた想い
対戦相手への粋なメッセージは大反響「たくさん連絡をいただいてびっくり(笑)」
ホペイロとして、1人のサッカー人として、使用するロッカールームは“原状回復”に戻すことを意識しているという松浦氏。スタジアムをあとにする直前、目に入ったホワイトボードに自然とペンを走らせていたという。
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「どこのスタジアムでも、使わせていただく前と同じ状態になるべく戻して出てくるんですが、ロッカーを最後に見回して、ちょうどホワイトボードがあって。ジェフのマスコットがちょうど下に置いてあったので、そこから矢印を引っ張りました。動画では、マスコットはいなくなっていて、最終的に矢印だけでしたけどね(笑)。お互いに結果を出していれば、2023年には同じ舞台で戦えるなと思ったがゆえの行動です。僕自身もまったく初めての経験。知人や友人からたくさん連絡をいただいて、反響の大きさにびっくりしました(笑)」
ホワイトボードを経由してかわした、2023年の“再会の誓い”の行方にも注目が集まる。
[プロフィール]
松浦紀典(まつうら・のりよし)/1970年12月26日生まれ、山梨県出身。東京ヴェルディの前身・読売クラブでホペイロとして働いていたルイス・ベゼーハ・ダ・シルバ氏と出会い、Jリーグ元年の93年に日本人初のプロホペイロとして、サッカー界へ。2003年から14年間、名古屋グランパスのホペイロを務めたのち、17年から京都サンガF.C.のホペイロとして選手を日々サポートしている。モットーは「常に気持ちを切らさず、いつもどおりに磨く!」。