「信じられない傑作」 プロ入り内定の高校生アタッカーの5人翻弄”30m超独走ドリブル弾”に海外脱帽

静岡学園“10番”MF古川陽介【写真:Getty Images】
静岡学園“10番”MF古川陽介【写真:Getty Images】

静岡学園“10番”MF古川陽介が見せた圧巻の個人技弾に反響

 第100回全国高校サッカー選手権に出場している静岡学園(静岡)は、1月4日に準々決勝で関東第一(東京B)と対戦する。そのなかで、10番を背負うMF古川陽介が1月2日の3回戦・宮崎日大(宮崎)戦で見せた独走ドリブルからのテクニカルなゴールが海外メディアでも称賛の的となっている。

 1回戦、2回戦で計6得点を奪ってきた静岡学園は、宮崎日大戦でも攻撃力が爆発。前半だけで6ゴールを決めて、早々と勝敗を決定づけた。8-0と大勝した試合でとりわけ注目されたのが、前半32分に生まれた古川の一撃だ。

 ジュビロ磐田入りが内定しているアタッカーは、ハーフウェーラインを越えたあたりで1人をかわすと、その勢いのままドリブルで前進。狭いスペースを縫うようにして突破し、ペナルティーエリア内へ侵入する。そこからボールを右足に持ち替えてシュートを打つと見せかけて、キックフェイント。対峙した相手を翻弄すると、最後は左足でシュートを沈めた。

 推定30メートル超の距離をドリブルで独走し、華麗な技でゴールを射抜いたこの一連のプレーに、ベトナムのスポーツメディア「The Thao 247」も注目している。

「日本の高校サッカー選手権は、選手たちはまだ学生だが、信じられないほどの傑作を生み出し、世界の注目を集めている。フリーキックでの手つなぎ、長時間をかけたPK……、そしてスーパープレーの1つが静岡学園の10番、古川陽介だ。ピッチ中央でボールを持つと、1人、2人、3人、4人、5人と対戦相手を抜く個人技を開始。相手GKは古川を止めるチャンスがあったが、切り返しからの左足シュートで、信じられない傑作ゴールを決めた」

 1月4日の関東第一戦でも閃きのスーパープレーが飛び出すのか、古川のプレーに注目が集まる。

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