ルカク、チェルシーとの関係悪化? SNSプロフィール欄「インテル・ミラン」が話題
インタビューで起用法へ不満吐露、フェイスブックの所属先変更に様々な憶測
チェルシーのベルギー代表FWロメル・ルカクはクラブに無断で受けたインタビューで不満を漏らして物議を醸している。1月2日に行われたリバプール戦(2-2)のメンバーから外されたなか、ルカクのプロフィール欄が「インテル・ミラン」に変更されていると話題となっている。
ルカクは2019年から2シーズンにわたってインテルでプレーし、昨季は24得点を決めて11年ぶりのリーグ制覇に貢献。そして昨年8月、2014年に退団したチェルシーに電撃復帰を果たした。復帰戦となったプレミアリーグ第2節アーセナル戦(2-0)でゴールを決めるなど幸先の良いスタートを切ったが、その後は負傷やコロナ陽性も重なって欠場が増え、ここまでプレミアリーグで13試合5得点、UEFAチャンピオンズリーグで4試合2得点という成績だ。
そんなルカクは先日、イタリア「スカイ・スポーツ」のインタビューで今夏にチェルシーへ移籍したのはインテルから新契約のオファーがなかったためだとし「イタリアが大好きで、心のなかにはインテルがある」と残留を熱望していたと明かした。ルカクはチェルシーでの起用法に対する不満も漏らしていたが、このインタビューは事前にクラブに伝えられていなかったこともあり、トーマス・トゥヘル監督はルカクの発言に激怒したと報じられている。そして2日のリバプール戦(2-2)、ルカクは試合のメンバーから外された。
英紙「デイリー・メール」によれば、ルカクはこの騒動の後にツイッターのアカウントを削除。インスタグラムとフェイスブックのアカウントは残っているが、フェイスブックのプロフィール欄に「インテル・ミラン」と記載されており、ルカクがチェルシーからインテルへ変更したのではと話題になっている。これに気づいたファンの間では「ハッキングされたんじゃないのか?」「(移籍してから)経歴はずっとこのままだった?」と様々な憶測が広がっている。プロフィール欄が最近になって変更されたかどうかは不明だが、もし本人が意図的に変えたのであればさらに波紋を広げそうだ。
イタリアサッカー情報サイト「フットボール・イタリア」も「ルカクはbio(プロフィール欄)をインテルに変更したことでさらにチェルシーを苛立たせる」とレポートしている。今季の目玉補強としてロンドンに返ってきたルカクだが、ネガティブな話題で注目を集める格好となった。
(FOOTBALL ZONE編集部)