三浦カズは「永遠のフットボーラー」 JFL鈴鹿への移籍報道へ海外注目「特異な人物」

横浜FCのFW三浦知良【写真:Getty Images】
横浜FCのFW三浦知良【写真:Getty Images】

今オフの去就動向を海外メディア報道、来年55歳での現役続行へ熱視線

 横浜FCの”キング・カズ”こと元日本代表FW三浦知良の去就動向は、海外メディアからも注目を浴びている。来年55歳を迎える日本サッカー界のレジェンドが現役続行へと歩む姿に対し、「まだスパイクを脱ぐ気はないようだ」と熱視線を注いだ。

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 Jリーグの現役最年長選手、54歳のカズは、ブラジル時代を含めてプロ36年目の昨季、リーグ戦で1試合、カップ戦では出場3試合にとどまったため、このオフに出場機会を求めて移籍を模索。Jリーグや下部カテゴリーのクラブから複数のオファーが寄せられたとされている。

 去就動向が注目されたなかで、兄の泰年氏が監督兼ゼネラルマネージャーを務めるJFLの鈴鹿ポイントゲッターズが新天地として浮上。新年を迎え、カズ本人の口からも鈴鹿への移籍意向が示されたことで、JFLへ活躍の場を移すことが有力視されている。

 カズの去就動向には、海外メディアも注目。ルーマニアのTV局「digisport」は「引退は難しい! 伝説の三浦知良がプロ入り37年目のシーズンで見つけたチーム」と見出しを打ち「来年2月に55歳を迎える三浦知良だが、まだスパイクを脱ぐ気はないようだ。この元日本代表選手は、弟の泰年氏が指導する4部リーグのチームと合意している」と報じている。

 スペインメディア「El Espanol」でも「日本市場を切り開く永遠のフットボーラー」との見出しで、「この歴史的な日本人選手は高齢にもかかわらず、すでにキャリア延長を考えているようだ」と報道。国際的な活躍は果たせていないものの、世界中にその名が知れ渡っていることで「世界のサッカー史の中で最も特異な人物の1人」だと表現し、新天地での現役続行を決断する姿へ敬意を表していた。

(FOOTBALL ZONE編集部)



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