「守備はもうパーフェクト」 スターリング封殺の冨安健洋に元日本代表DFが唯一要求したのは?
守備は「パーフェクト評価」 今後は攻撃でのさらなる活躍にも期待
昨年8月末にアーセナルに移籍して以降の約4か月間、世界最高峰のプレミアリーグで強敵たちとほぼ互角に渡り合ってきた冨安。トップレベルのストライカーとはフィジカルやボディーコントロールの差を感じさせる場面もあったが、徐々にアジャストしつつあるという。
「スターリングはお尻がでかくて重心も低い。下から突き上げられる感じで、背の高い選手にとっては厄介な存在です。でも、冨安は身体の当て方やどれくらい力が必要か、分かってきている。バケモノの集まりであるシティ相手にあのパフォーマンスを見せるわけで、サイドのデュエルであそこまで勝てると貢献度は計り知れないです」
イングランドでの“冨安評”も上がっていく一方だが、プレミアリーグを戦っていくうえでは、今後攻撃面でもさらなる活躍が求められると栗原氏は期待を寄せる。
「センターバックなら合格ですが、サイドバックはやることが無限大のポジション。守備に関してはパーフェクトですが、アーセナルレベルにおいては攻撃でもう少しできることがあると見られていくでしょう。求められていることがもう異次元です(笑)」
海外挑戦5年目もまだ23歳。冨安は底知れない伸びしろを秘めていると言っていいだろう。
(FOOTBALL ZONE編集部)
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