アーセナルにFAから処分の可能性が浮上 マンC戦でファンがピッチに物投げ入れで選手直撃
終了間際に決勝点献上後、ピッチにペットボトルやトイレットペーパーが投げ込まれる
日本代表DF冨安健洋が所属するアーセナルが、イングランドサッカー協会(FA)から処分を受ける可能性が浮上した。現地時間1月1日のプレミアリーグ第21節マンチェスター・シティ戦(1-2)でアーセナルファンがスタンドからボトルなどを投げ込み、シティの選手に直撃したことが問題となっている。英紙「デイリー・ミラー」が報じた。
アーセナルは新年最初のプレミアリーグで首位シティをホームに迎えた。前半は相手を内容で上回り、イングランド代表FWブカヨ・サカのゴールで先制したものの、後半はPK献上や退場者を出すなどして失速。後半アディショナルタイムにスペイン代表MFロドリに勝ち越しゴールを許し、1-2で敗れた。
問題になっているのは、決勝点が決まった直後の一幕だ。得点を決めたロドリがコーナーフラッグ付近でチームメイトとともにゴールを祝福していたところに、スタンドからペットボトルやトイレットペーパーのロール、マッチデープログラムなどが投げ込まれた。レポートによれば、アーセナルファンが投げたボトルがポルトガル代表DFジョアン・カンセロにも直撃したことが確認されているという。
これを受けて、アーセナルはFAからなんらかの処分を受ける可能性があるという。フランス1部リーグ・アンでは昨年11月に、リヨンのファンが投げたボトルが対戦相手のマルセイユのフランス代表MFディミトリ・パイェの頭部に直撃したことで試合が中止となる事件が起きており、その後リヨンは勝ち点1剥奪の処分が科されていた。
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