「シティを救った」アーセナル戦のスーパークリアが話題 “決定的瞬間”に絶賛「これがターニングポイント」
アーセナル戦でシティのオランダ代表DFナタン・アケが見せたプレーに絶賛の声
現地時間1月1日のプレミアリーグ第21節でアーセナルとマンチェスター・シティが対戦し、アーセナルが先制するも、シティが後半に2ゴールを奪って逆転勝利を収めた。この一戦でシティDFが披露したスーパークリアが話題を呼び、「シティを救った」と海外メディアも称えている。
日本代表DF冨安健洋が公式戦3試合ぶりに出場したアーセナルは、前半31分にDFキーラン・ティアニーの折り返しからFWブカヨ・サカが左足で蹴り込んで先制。しかし、MFグラニト・ジャカのファウルからPKを獲得したシティは、後半12分にMFリヤド・マフレズが同点ゴールを奪う。
その2分後、DFガブリエウ・マガリャンイスが2度目の警告を受けて退場となり数的優位となったシティは、試合終了間際のアディショナルタイム3分にMFロドリが勝ち越しゴールを奪って2-1の逆転勝利を収めた。
この試合で脚光を浴びているのが、シティのオランダ代表DFナタン・アケのスーパープレーだ。
1-1で迎えた後半13分、DFアイメリク・ラポルテが自陣エリア内でヘディングのバックパスを試みるも、これがふわりと浮いてGKエデルソンの頭上を越え、そのまま無人のゴールへ。オウンゴールかと思われたが、猛スピードで戻ったアケが身体を投げ出し、ライン上で間一髪のクリアを披露。こぼれ球をアーセナルFWガブリエル・マルティネッリが蹴り込むも、枠外へ逸れてシティは大ピンチを凌いだ。
この直後にアーセナルはマガリャンイスが2度目の警告を受けて退場となっており、結果的にアケのプレーが試合の流れを大きく左右する形となった。
スポーツ専門局「ESPN」の情報番組「スポーツセンター」は「アケが信じられない方法でマンチェスター・シティを救った」と報道。「アケのライン上スーパークリアとマルティネリの珍しいミス!」と伝えている。
アケは試合後に自身のツイッターを更新。「2022年に向けて滑り込み… 今日は非常にタフな試合だったが、なんとか勝ち点3を獲得することができた。応援ありがとうございました!新年あけましておめでとうございます」と記し、スーパークリアの瞬間も届けた。
ファンから「英雄的なクリア」「陰の最優秀選手」「これが試合のターニングポイントだった」「息をのむクリア」と絶賛の声が寄せられている。