2021年のJ1リーグ最高の“狩人”は? 激戦の「総タックル数」ランキング発表
名古屋MF稲垣が走行距離ランキングに続きトップの記録に
2021年シーズンのJリーグは全日程が終了し、新シーズンは2月18日のJ1リーグ・川崎フロンターレ対FC東京戦で幕を開ける。Jリーグ公式サイトで集計されたデータの各部門でトップに輝いた選手たちを紹介しつつ、昨季の戦いを振り返る。
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今回は、選手たちのタックル数に着目。相手選手がコントロールしているボールを、身体あるいはボールへの接触によって足元から離すプレーの数が集計された。1位になったのは、名古屋グランパスMF稲垣祥だ。稲垣は総走行距離に続いてトップの記録となった。
稲垣は昨季のリーグ戦38試合に出場。総タックル数は114回を記録している。豊富な運動量でピッチを駆け回り、要所で相手からボールを奪いチームの守備にも大きな貢献を見せた。
2位には、ヴィッセル神戸のDF菊池流帆が111回と僅差で迫った。菊池はリーグ戦37試合に出場して5ゴールを記録。チームの守備の要として力強いタックルでボールを奪う姿も多く見られた。
3位には、FC東京のMF安部柊斗が103回でランクインした。安部はFC東京の下部組織出身で、ユースチームから明治大へと進学し、2020年にトップチームへ入団。昨季のリーグ戦は36試合に出場して1アシストの結果だった。すでに新シーズンの契約更新が発表されており、チームの主力として活躍が期待されているプレーヤーの1人だ。
4位以降は僅差の記録が続き、川崎フロンターレDF山根視来(102回)、鹿島アントラーズMF三竿健斗(101回)が続いている。
そのほかには、総走行距離ランキングで稲垣とトップを争った清水エスパルスMF松岡大起も94回でランクインしている。