日本高校サッカーの珍FK+珍PKに欧州メディアも驚きの特集 「シュールな映像」
「FKのダンス、35秒のPK」に海外メディアが注目
第100回全国高校サッカー選手権は2回戦を終えたなかで、海外メディアが2つの珍プレーを特集。「日本の高校サッカーが話題」と報じている。
ベルギーメディア「RTL」が「FKのダンス、35秒のPK:日本の高校サッカーが話題に」と見出しを立てて報道。「全国から代表チームが集まる高校サッカー選手権が日本で続いている。この大会の映像がSNSで話題になっている」と紹介している。
注目した1つ目のシーンは、昨年12月29日の1回戦、高川学園(山口)対星稜(石川)の一戦だ。
前半8分に高川学園がFKを獲得。キッカーがボールを蹴る前、ペナルティーエリア内で5選手が手をつなぎながらダンスするように回転し始めた。そしてキッカーが助走を始めるタイミングとほぼ同時に輪をほどき、5選手が散らばって相手を翻弄し、最後はMF林晴己(3年)がヘディングシュートを叩き込んだ。試合は珍FKを成功させた高川学園が4-2で勝利している。
記事では「1つ目は、高川学園が行ったフリーキックに関するものだ。シュートが枠内に収まる前に、5人の選手が円陣を組んで踊り、相手を不安定にさせる様子が写っている。これが功を奏し、守備側は彼らをマークすることができず、ボールがネットに突き刺さった」と伝えた。
また同日の1回戦、流通経済大柏(千葉)対近大和歌山(和歌山)のワンシーンにも注目。試合は1-1のまま前後半80分で決着がつかずPK戦へ突入し、流通経済大柏の2人目・DF田口空我のキックが脚光を浴びている。
ボールをセットし、主審が笛を鳴らしてからキックするまで30秒以上を費やしており、「別の試合では、PK戦のキックが話題になった。プレーヤーは、小刻みな無限のステップ、挑発的なジャンプ、そして最後の一撃まで35秒かかり、幸いにも成功した」と報じた。
最後は「シュールな映像」と両シーンを紹介するなど、海外メディアも高校サッカー選手権に関心を寄せているようだ。
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(FOOTBALL ZONE編集部)