EURO得点ランク単独トップに! 仏代表の快勝と4強進出の裏に潜むグリーズマンに訪れた嬉しい変化とは
「今なら話してもいいかな。トップ下が僕にベスト」
ホスト国フランスをけん引するエースが決勝進出を見据えている。欧州選手権(EURO)準々決勝のアイスランド戦でチームの4点目を挙げ、大会通算得点ランキングでも単独トップに立ったフランス代表FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)はトップ下でのプレーに自信をみなぎらせている。そして、「決勝へ進むためには全てを尽くすことが必要だ」と決然と語った。フランス紙レキップが報じている。
ディディエ・デシャン監督が4-3-3と4-2-3-1のシステムを併用するフランスだが、グリーズマンは決勝トーナメント1回戦アイルランド戦の後半とアイスランド戦で使用した4-2-3-1のトップ下のポジションに居心地の良さを感じていると話した。
「僕の望んでいるものを、今なら少し話してもいいのかなと思う。僕は右サイドでも左サイドでもプレーすることができるけど、このトップ下のポジションがチームメートがどこにいるかを一番見つけやすくてプレーしやすいんだ。このポジションは、僕にとってベストだね」
開幕戦となったルーマニア戦など4-3-3を採用した試合では、グリーズマンは右ウイングとして起用されてきた。しかし、この日のゲームでゴールを挙げたように、1トップのFWオリビエ・ジルー(アーセナル)と縦関係の2トップのようになる関係は、相手の守備陣のマークを難しくした。
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