2000年大会以来のEURO優勝へ! 仏がジルー2発などで伏兵アイスランドを5−2撃破、ドイツとの4強進出

ポグバ弾でジャイキリストップ!

 フランス代表が3日、欧州選手権(EURO)準々決勝で今大会快進撃を見せていたアイスランド代表と激突。ホスト国の仏代表が前半のうちに4ゴールを奪うゴールラッシュで5-2の勝利で快勝し、ドイツと対戦する準決勝に進出した。

 フランスはDFアディル・ラミ(セビージャ)とMFエンゴロ・カンテ(レスター)の2人が累積警告により出場停止。ディディエ・デシャン監督は最終ラインにバルセロナ移籍の決まった新鋭DFサミュエル・ウムティティ、中盤にはMFムサ・シソコ(ニューカッスル)を起用し、決勝トーナメント1回戦アイルランド戦の後半で2点を奪い逆転勝利を収めた4-2-3-1システムで臨んだ。一方のアイスランドは、大会初戦から5試合目にして全くスタメンを変更せず、この一戦に臨んだ。

 試合は前半から一気に動いた。同12分、MFブレーズ・マテュイディ(パリ・サンジェルマン)のパスに抜け出したFWオリビエ・ジルー(アーセナル)がゴール前左サイドから左足を振り抜くと、これがアイスランドGKハンネス・ハルドーソンの股間を破るゴール。フランスはこの先制点で一気に勢いに乗った。

 同20分には、FWアントワーヌ・グリーズマン(アトレチコ・マドリード)が蹴った右コーナーキックを、ファーサイドでMFポール・ポグバ(ユベントス)が打点の高いヘディングで叩きこんで2点目。このゴールでフランスは完全に流れをつかみ、落ち着いてゲームを運んでいった。そして同43分にはバイタルエリア内でのパス交換からFWディミトリ・パイェ(ウェストハム)が左足グラウンダーのシュートをゴール右に決めて3点目をゲット。一気にリードを広げた。

 

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