「独特なリズムからバイシクル」 名古屋FW柿谷の“天才的”年間最優秀ゴールに再脚光

名古屋FW柿谷曜一朗【写真:佐藤彰洋】
名古屋FW柿谷曜一朗【写真:佐藤彰洋】

古巣C大阪戦で決めた柿谷の一撃はシーズンを代表するハイライトシーンに

 Jリーグは公式ツイッターで、2021年シーズンのスーパープレーや珍シーンを振り返ってる。そのなかで、年間最優秀ゴールに輝いた名古屋グランパスFW柿谷曜一朗の圧巻バイシクル弾に再びスポットライトを当てると、改めて驚きの声が上がった。

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 今季、長年過ごしたセレッソ大阪から名古屋へ移籍した柿谷。リーグ戦では36試合で5ゴールを記録したなかで、11月27日に敵地で行われた第37節の古巣C大阪戦で芸術的な一撃を決めて見せた。

 0-0で迎えた後半22分、名古屋が相手陣内でFKを獲得。FWマテウスがつなぎ、ペナルティーエリア内へ浮き球のパスを通し、FW山﨑凌吾が折り返す。DF中谷進之介が受けるもボールがこぼれ、チャンスを逸したかと思われた。

 しかし、このこぼれ球に反応した柿谷が、相手ゴールエリアに背中を向けながらも右足でボールを浮かし、間髪入れずに身体を倒しながらオーバーヘッドシュートを放つ。規格外のプレーで局面を打開し、そのシュートは左ポストに当たってそのままゴールに吸い込まれた。

 柿谷のゴールは11・12月「J1月間ベストゴール」に選出され、最終的にはシーズンの最優秀ゴールにも輝いている。

 そのなかで、Jリーグ公式ツイッターは「独特なリズムからバイシクル」とプレイバック。引用リツイートでは、「想定外のプレーにビックリ」「天才以外のなにものでもない」「瞬間のイメージ」など、改めて驚きの声が上がっていた。

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